第160回:希望水系養魚場~佐藤壽喜さんを迎えてPart1|野遊び倶楽部

第160回:希望水系養魚場~佐藤壽喜さんを迎えてPart1

2月1日、もう二月になりました。寒さも一段と厳しくなる頃ですが、渓流釣り師の方々にとっては、3月1日の渓流解禁まで、あと4週間・・・。新しいシーズンへ期待も高まる頃でしょう。
さて、今日はスタジオにゲストをお迎えしています。

岩手山の麓でイワナの養魚場「希望水系養魚場」を営んでいる佐藤壽喜さんです。

村田さんとはかなり古くからのお付き合いがある方で、なんでも佐藤さん夫妻の結婚の仲人でもあるとか・・・。

番組の本編で、1996年に「イーハトーヴ釣具店」のプロローグでも紹介したことがある「希望水系」という詩作品(菅野芳彦・作)を加代子さんの朗読でご紹介させていただきました。WEBラジオでもお聴きいただけます。

【ゲスト】
佐藤壽喜さん 「希望水系養魚場」経営
柳沢いいものまるごとネットワーク 代表

希望水系

岩手山麓の森に暮らす男がいる。
北国の大地と水に夢を求め、
登りかけた地位も
ありふれた豊かさも捨てて、
男は奥羽山系の森を選んだ。

腐りかけた川を守り、
壊れかけた山に樹を植え、
無くしかけた夢をゆり起こし、
男はその森で、岩魚たちと暮らす。

自然の脅威は幾度も彼を苦しめた。
何度も岩魚を死なせ、池を壊された。
そして、最愛の人を病に奪われたとき、
男は山の神を疑った。

しかし、乾ききった夏も、厳寒の冬も、
男は逃げ出すこともなく、
ひたすらに森と川と魚たちを
見つめ続けてきた。
今日も男は、森の養魚池で
愛おしい岩魚たちと共に生きている。

岩手山麓の森に暮らす男がいる。
逞しい腕と優しい笑顔を持つその男の暮らす森の家
その名は、「希望水系」。
亡き人が名付けた夢の住処(すみか)と照れ笑う。

元気でいるか、佐藤としき。

(1996年10月)

菅野芳彦

希望水系佐藤夫妻.jpg希望水系佐藤夫妻

今週の選曲リスト

01 My Thing(My Thing)/TUOMOLinkIconオンラインでの購入はこちらから
02 イーハトーボ柳沢/田口友善
03 花~すべての人の心に花を(新垣勉の軌跡)/新垣 勉
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